ABOUT

私たちが「食べもの」と呼んでいるものは、そのすべてがなにかの命です。 動物でも植物でも、その循環のなかで生まれ育ちめぐっていくものだと考えています。 大きな自然の流れによりそうことで、農薬や肥料をつかわずに豊かな恵みと種を紡いでいきます。 自然と人、人と人とを繋げてくれる、そんな作物を育てていき、食べた人を豊かな気持ちにさせてくれる、 おいしい以上のおいしさを探求していきます。 2021年現在は4.5町歩(45,000㎡)を管理して、米麦大豆を育てながら100羽の鶏を飼っています。 ウェブショップでの直接販売を中心にして、個人と個人のつながりを大切に。 食べていただく方には農をもっと身近に感じてもらい、 そして私たちも、食べていただく方をいつも身近に感じながら田畑に立ちたいと思っています。 〈蒜山中和村 -ひるぜんちゅうかそん- のこと〉 岡山県の最北部、鳥取県との県境にある真庭市旧中和村。 北の山陰と南の山陽をわける蒜山のふもと、人口600人ほどの小さな農村で、 私たち禾(kokumono)は農家をしています。 この場所は標高500mほどの高原地帯で、昼夜の寒暖差が大きく冷涼な気候であることから甘みのあるお米が育つと言われています。 また冬は雪深く、山も田畑もすべてが白に染まり、澄みきった空気のなかで大地をゆっくりとうるおします。 その豊かな雪解け水が春からの稲作を迎えてくれるのです。 〈私たちのこと〉 私たち夫婦は、それぞれ神奈川県と埼玉県の出身です。 大学卒業後に数年間会社勤めをしてから、 栃木県那須塩原にあるNGO・学校法人アジア学院で出会い、同時期に一年ほど在籍しました。 アジア・アフリカ・欧米から集まった60人で共同生活をしながら、持続可能な有機農業やパーマカルチャーを学びました。 その後はその経験をもとに、広島県三次市甲奴町(みよししこうぬちょう)に移り住み、 平和活動家スティーブン・リーパー氏のもとで、NPO法人ピースカルチャービレッジの立ち上げに関わり、 そこでは小さな農村での循環型農園づくりに従事しました。 それから夫・亮一は、ここ中和村で農家を営む蒜山耕藝(ひるぜんこうげい)のもとで 自然栽培や本格的な営農を学び、2019年春に独立しました。 同年6月には息子が生まれ仕事家事育児の荒波に揉まれながら、 緑と水に恵まれた自然豊かな風景にかこまれて、家族三人(+ネコ二匹)暮らしています。 〈屋号・禾 -kokumono- のこと〉 禾の名前は、一年を小さな季節にわけた七十二候の一つ「禾乃登(こくものみのる)」からきています。 曰く、田の稲穂には米粒がたわわに実り穂をたらすころ。 9月初旬、秋の農村が黄金色に染まる情景が浮かぶ美しい言葉です。 また漢字そのものは、穀物の充実した穂がたれている様子から生まれた象形文字です。 これから始まる農作が豊かに恵まれますようにという願いを込めて、その一字・読み方を拝借し屋号としました。 近藤亮一 | 1987年神奈川県生まれ。小さな本屋が好きで、文章を書くとどんどん長くなっていきます。 近藤温子 | 1989年埼玉県生まれ。大分のじいちゃんちでトラクターに乗せてもらった写真が残っています。